消耗したクランクシャフト (その2) 【じてめん】

 MIYATA Comfort のBB クランクシャフト
 

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BBを開けて、外すものは外しました。

各パーツの状態を点検してみます。

 

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左ワンの内側。意外ときれいです。
 

ウェスに金属粉が付いて、BB内で部品の磨耗があることが推測されます。

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左側ベアリング。「虫食い」はありません。

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右側ベアリング。こちらも「虫食い」はなし。

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右 ワンをのぞいてみます。
意外でしたがワンに傷はないようです。

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クランクシャフト。
「VP(?)3」「07HB」という刻印があります。
なんかあまり緻密な出来ではないなー。
「3V」という記号と同等と考えていいんだろか…

 

 

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玉当たり面に磨耗が見られます。

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磨耗がない側にホワイトペンで目印をつけておきます。

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クランクシャフトの寸法を測ってみます。
 

軸長(ねじ部をのぞく):128.2o
中央部:52.2o
左側:35.4o
右側:40.6o


刻印「3U」の次に相当する「3V」なのか?

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交換できるシャフトがないので、元のシャフトを再使用します。
 

ただしペダルを踏み込んだときの玉当たりが傷がない面(さっきホワイトペンで目印をつけた)になるようにしようと思います。
 

ベアリングをグリスアップして、組み付けます。玉当たりは妥協点をさぐって…

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新しいチェン(114リンク)。
使用するのは112リンクなので、不要分を除きます。
 

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チェンリング、フリー、ディレイラーを通してきてチェンをつなぎます。

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チェンカバーを付けて出来上がりです。
これでしばらくは持つだろう。

 

…と思ったのですが、翌日息子からクレームが。
「踏み込むとクランクがガクンとなる…」
 

え〜
(→つづく)

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