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タイトル: 踊る人形
初出日付: 2000年 11月 26日 00:55

 「ロボデックス」を見てきました。
 目当てはホンダの「ASIMO」とソニーのエンターテイメント・ロボット「SDR」。
 このうち動いているのを見られたのはSDRの方でしたが、動きの滑らかさには目を見張りました。
実際のデモンストレーションは三色のボールのうち、声で指示されたボールをゴールへ蹴りこむというものだけでしたが、立つ、歩く、蹴るなどの動作の確実さはすごいものがあります。

 つらかったのは、入場に3時間近く並んだことと、会場内でのデモを行う場所が大して高くなっていたりしなかったために、人垣で見えない人が大勢いることです。
 イベント自体はこれだけ盛況なのであれば、今後は回数を増やして繰り返されるでしょうから、広い会場、出展数の増加などに期待です。

 「ボディ」という観点では、制御ソフトを含むハードウェアはほぼ出来上がってきたといえるのではないでしょうか。。
 次はプログラミングされたことを実行するだけではなく、条件や情報の取り込みに対して知的に思考できる人工知能の出番と実装が待たれます。

 ちなみにパラパラを踊るSDRはビデオ映像で流されていただけです。
極端なことを言うと、あれは同じ動作プログラムを備えたSDRを同時に動作を実行しただけで、「音楽を聴いて踊る」というのとは違うわけです。
三体の間でも動作の同期を取ったりもしていないでしょう。
 そういう意味では、今回のイベントでのロボットたちは、まだわかりやすい形で「ロボット」なのだと感じました。

 それにしても待ち時間のことと、アシモの動いているところを見ることの出来ない時間になってしまったことは残念。

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