＜デュマイの泉＞での竜王軍、アル＝ソアを連れ去ろうとした白い塔の異能者、そしてシャイドー・アイールが入り乱れての大乱戦は、マツリム・テイムが連れてきた聖竜士の参戦で、一気に血なまぐさい殺戮の場となった。
その戦の後、アル＝ソアが留守であること、囚われたということ、それぞれの情報と思惑の者たちが行ったことに、アル＝ソアは対応しなくてはならなくなる。
そのため、アル＝ソアはケーリエンの街へほんの数人で踏み込む羽目になった。その一行には、ペリン、ミン、ロイアルもいる。

＜白い塔＞と＜小さい塔＞の２派のアエズ・セダーイはいずれも竜王たるアル＝ソアを手に入れるために使節団を派遣していた。だがその指導者の性質を示すかのように、＜白い塔＞の使節たちは強攻策に出る。隙を突かれるアル＝ソア。
それを救うべく、ペリン、ロイアル、アイール人たちは立ち去った＜白い塔＞の使節団を追う。だがその行き先にはアル＝ソアの身を狙うシャイドー・アイールが待ち構えていた。

「戦史」の完結編。クライマックスはこれまでにない激しいシーンで締めくくられます。

かの富野監督を始めとして、"ファースト"の名を冠する「機動戦士ガンダム」を製作したメンバーのインタビュー集。
Ｗｅｂ現代というウェブサイトで無料公開連載していたものを書籍化したという書籍ビジネスにおいてもチャレンジのひとつの形。
「ガンダム」のあと、それぞれの道の第一人者となっている各人が、当時したこと、できたこと、できなかったことをそれぞれに人生のターニングポイントとして感じて話しています。
「ガンダムが面白い」で終わらず「なぜ？」と感じたことのある方は必見です。