みちみち文庫帳 | Intelligent Century Earlybards | |||||
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2002年 6月 29日 | |
火星の驚異 赤い惑星の謎にせまる | |
物語ではありません。m(_ _)m 天空に輝く赤い星。それは戦の神の名を持ち、太陽系の中で地球人類が目指すにふさわしい距離と環境を備えた惑星−火星。 地質学が専門の惑星研究家が描き出す、世紀末の最新データでみる火星の姿。 | |
データ |
著:小森 長生 発行:平凡社 2001年11月19日 ISBNコード:ISBN4-582-85112-6 定価:¥740(外税) |
2002年 6月 26日 | |
魔石の伝説3 魔道士の努め 真実の剣・第2部 | |
カーランに裏切られたという思いを抱いたまま、才による痛手を止める首輪をされたまま、リチャードはシスター・ヴァーナとともに宮殿へ向かう。「二度と戒めは受けない」と誓っていたのにもかかわらず首輪をされていることに、囚人としての屈辱まで背負っていた。 一方、カーランとリチャードに起きたことを知らないまま、ベールを閉じる方法を探している魔道士ゼットは、自分の想いもあって<骨の女>エイディを尋ねた。 そこでゼットとエイディは、いかに闇が自分たちに対して静かな陰謀を張り巡らしているかを、命と今までの人生がけで知ることになった。 | |
データ |
原題:STONE OF TEARS 著:テリー・グッドカインド 訳:佐田 千織 発行:早川書房 2002年6月30日(原書1995年) ISBNコード:ISBN4-15-020315-6 定価:¥660(外税) |
2002年 6月20日 | |
黒竜戦史4 太陽の宮殿 | |
不用意なことから「護衛士の絆」をアランナ・セダーイに結ばれてしまったうえ、もとから自らの人格としての竜王テラモンの声に悩まされていたアル=ソアは、そのために一刻も1人になれないという真理的な重責を、支配者の重責の他に方にしょっていた。 それでも必要にかこつけて飛躍孔を使ってシームリンへ出向く。そのアル=ソアの元へ三人のオジールが尋ねてきた。旅をともにして、いまはアル=ソアたちの故郷であるトゥ・リバーズにいるはずのロイアルがかつてぼやいていた結婚の問題が追いかけてきたのだ。 友人を追い詰めたくないアル=ソアはロイアルの居所を教えることを一度は断るが、本来ならオジールが教えてくれないであろう情報と交換にすることを思いつく。 | |
データ |
原題:LORD OF CHAOS 著:ロバート・ジョーダン 訳:斎藤 伯好 発行:早川書店 2002年6月15日(原書:1994年) ISBNコード:ISBN4-15-020314-8 定価:¥620(外税) |
2002年 6月17日 | |
ビック・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本 | |
小説ではありません。m(_ _)m 「きっと人生が変わります!」とまで帯にある、ベストセラー書。 長年教壇にたっている人が初心者むけに噛み砕いてくれている入門書で、確かにわかりやすいです。 それに加えてイラストがいい味を出していて、それと絡んでいる文章も読んでいて楽しいです。 値段がちょっとしますが、本屋でちょっとのぞいてみると買いたくなる人は多いだろうな、とおもいます。 | |
データ |
著:向山 淳子 + 向山 貴彦 発行:幻冬社 2001年12月20日 ISBNコード:ISBN4-344-00140-0 定価:¥1,300(外税) |
2002年 6月12日 | |
蜃気楼の彼方 グイン・サーガ85 | |
アルド・ナリスが率いる神聖パロの勢力が立てこもるマルガは、血まみれの王となったイシュトヴァーンの前に陥落しようとしていた。 すくなくとも味方ではないレムス1世のパロ勢に、地上最強国家と称えられるケイロニア軍--それも豹頭王グイン自ら率いる精鋭--、そして行方はわからないが確実に復讐を狙っているであろう黒太子スカールの部族。これだけの勢力をすべからく敵に回しかねないイシュトのマルガ奇襲の真意がどこにあるのか。 ナリス救援に動き出したグイン、リンダ、ヴァレリウス突き止めることになった真実とは・・・。 大河シリーズ85巻。 | |
データ |
著:栗本 薫 発行:早川書店 2002年 6月15日 ISBNコード:ISBN4-15-030695-8 定価:¥540(外税) |
2002年 6月10日 | |
PLの知識 | |
ちょっとお勉強。 「PL」とは「プロダクト・ライアビリティー」りの頭文字で、漢字にすると「製造物責任」となります。 いわゆる「製造物責任法」のお話。日本経済新聞社の日経文庫の所蔵です。 | |
データ |
著:三井 俊紘・猪尾 和久 発行:日本経済新聞社 1995年4月10日 ISBNコード:ISBN4-532-10714-8 定価:¥830(外税) |
2002年 6月 3日 | |
邪空の王(下) | |
「ドラゴンランス」の2人によるTRPG「d20」システム用世界の1つ「至高の石」を舞台にしたダークっぽいファンタジー。第1部完結編 兄と王へのコンプレックスのため、幼いころに「身代わり少年」として仕え、成長してからは秘術師となったガレトとともに、<邪空>の力を使う方法を模索するダグナルス王子。 一方で政治的手腕によってダグナルスは自らも<支配主>となるべき試練をうける指名を得る。 神とは対立する<邪空>を信奉しながら、<至高の石>を身に付ける試練を受ける。その試練の場で起こった出来事はダグナルスを引き返すことの出来ない悲劇の道へといざなった。 | |
データ |
著:マーガレット・ワイス&トレイシー・ヒックマン/訳:関口幸男 発行:早川書店 2002年5月31日 ISBNコード:ISBN4-15-020313-X 定価:¥820(外税) |
2002年 6月 3日 | |
邪空の王(上) | |
「ドラゴンランス」の2人によるTRPG「d20」システム用世界の1つ「至高の石」を舞台にしたダークっぽいファンタジー。 王家の兄弟は混乱を呼ぶ。人間の美貌の第2王子ダグナルスは、学者肌ではあったが聡明な兄と、本当の愛情を注いでくれない親に対して斜にかまえていた。 そんな子の悩みは知らず、父親--タマロス王は人間と他の種族、エルフ、ドゥワーフ、オルクとともに平和に共存する力を神々への祈りから得た。それが<至高の石>。 <至高の石>は各種族へ四つに割譲され、神の試験に認められたものはその石の力を得て<支配主(ドミニオンロード)>の常人を超えた力を振るうことができる。 だが分割の儀式の際、儀式に参加していたダグナルスは、四つに分かれた石の中央にあった空間をのぞきこんでしまう。 それこそは神々の力と均衡を取る存在、<邪空(ヴォイド)>の「空」であった・・・。 | |
データ |
著:マーガレット・ワイス&トレイシー・ヒックマン/訳:関口幸男 発行:早川書店 2002年5月31日 ISBNコード:ISBN4-15-020312-1 定価:¥820(外税) |
2002年 5月 29日 | |
ブレイク−エイジEX/ロアゾオ・ブルー2 | |
手に入るはずだった「青い鳥」−VP「ロアゾオ・ブルー」。 世界大会でトップになったにも関わらず、主催のコニー社社員の藤井から条件をつけられて受け取れなかった明(あかり)は、その藤井からの連絡をようやく受けた。 ロアゾオ・ブルーを手に入れるのに協力する−そのあと2人で決着をつける約束だが−フォンを誘うことに、女の子と話す機会もほとんど無い明は舞い上がってしまっていた。 だが、条件として対戦しなければならないVPを見たとき、彼の顔色は変わった。VPのカスタムしない明が駆るノーマルの「隼」を根本的なスペックではるかに上回っているVPであるのをひと目で見抜いたからだ。 そして「ロアゾオ・ブルー」の開発者で、対戦相手のパイロットでもある乗り手も、只者ではなかった。 | |
データ |
著:鍋本ちぇいある/原作・監修:馬頭ちーめい 発行:エンターブレイン 2002年5月31日 ISBNコード:ISBN4-7577-0835-1 定価:¥640(外税) |
2002年 5月23日 | |
グッドラック・戦闘妖精・雪風 | |
2002年夏にOVA化される「戦闘気乗り」の物語の続編。 徐々に戦術を変えてくる「ジャム」。それはただ単に兵器の進歩などに止まらない。それをつかんでいた<特殊戦>ではあった。 だが30年に渡る戦いは対ジャム戦を人類同士のパワーゲームの類似と錯覚させ、最前線であるFAFにおいてでさえ、上層部は自分の権力や立場に執着し<特殊戦>の報告を真剣に受け取るどころではなかった。 <特殊戦>はジャムが<特殊戦>そのものに、特に戦闘機と人の組み合わせによる力によって最強と見える零と雪風に、興味を持ちコンタクトを取ろうとしてきた。 その試みはジャムと人類でわかり合う道か、それとも・・・。 前作と続けて読めるのが幸せです。テーマも深遠でSFテイストですし。 ただ、和製には多いんですが少々「小難しい」感じがあるので人によるかも。 | |
データ |
著:神林 長平 発行:早川書店 2002年4月15日(原書:1984年2月) |
2002年 5月21日 | |
戦闘妖精・雪風<改> | |
2002年夏にOVA化される「戦闘気乗り」の物語。改訂版。 「見方を見殺しにしたとしても、一切手を出さず自らは生きて帰れ。」非情な任務のうえ他部隊からも憎まれさえする<特殊戦>こと特殊戦第五飛行戦隊。それは情報収集に特化した戦術戦闘電子偵察機「スーパーシルフ」13機からなる特殊飛行隊である。 敵は「ジャム」。南極に次元回廊の柱を打ち込み、その向こう「フェアリイ」と人類が名づけた惑星から侵略してきた敵。 人類は回廊の向こうに基地を築き、FAF(フェアリィ空軍)を備え、地上戦のないその侵攻を人類は30年も防いできたが一向にその正体はわからないままだった。 「人がどうだろうと関係ない。」非情な任務に適応できる、感情の乏しい自己中心的で戦闘センスの優れた人物だけで構成された<特殊戦>に1人の男がいる。パーソナルネーム「雪風」をもつスーパーシルフを駆る深井零少尉。 識別装置が「不明」と表示しているだけで、形状が見方機であっても相手を敵として撃墜するほどの非情な彼は、ジャムとの戦いの中で人工知能を搭載する「雪風」の変化と、ジェムの戦術の変化に否応無く変わっていく。 | |
データ |
著:神林 長平 発行:早川書店 2002年4月15日(原書:1984年2月) |
2002年 5月17日 | |
黒竜戦史3 白マントの野望 | |
月刊されるハイ・ファンタジー「時の車輪」の通算34巻。
サリダールに身を隠していたアエズ・セダーイたちの元に、<白い塔>からの使者がついに訪れる。 | |
データ |
原題:LORD OF CHAOS 著:ロバート・ジョーダン 訳:斎藤 伯好 発行:早川書店 2002年5月15日(原書:1994年) |
2002年 5月13日 | |
魔界都市ブルース <幽姫の章> | |
(下の続き) シリーズ名としては<マン・サーチャー>シリーズとなっていますけど、単なる人探しどころではないのはご存知のとおり。 長編が新書版で刊行されたのは高校生のときですから、自分の歳を思い知らせてくれるシリーズでもあります(爆)。 「魔界都市」の魔人とも言われるせつらとメフィスト。ですが、元祖「魔界都市・新宿」の主人公である十六夜京也の物語の続きも読みたいものです。 | |
データ | 著:菊地 秀行 発行:祥伝社 平成14年2月20日(新書版 平成5年2月) |
2002年 5月11日 | |
魔界都市ブルース <蛍火の章> | |
菊地秀行ワールドである「魔界都市・新宿」を舞台とする短編集。 くどくど説明するまでもない有名作で、秋せつらを主人公とする連作です。 短編集なため、ストーリーに触れると全然面白くなくなるので書けません(爆)。 「魔界医師メフイスト」(他社刊)とならんで長編も揃えたい「魔界都市モノ」なんですけど、文庫の発行数は少量だわ、その割にはシリーズも多く財布泣かせです。 | |
データ | 著:菊地 秀行 発行:祥伝社 平成13年9月10日(新書版 平成5年2月) |
2002年 5月 9日 | |
百鬼夜翔 闇に濡れる獣 | |
「百鬼夜翔」シリーズになって初の長編。 奇なる運命から人間であるのに妖怪のネットワーク「赤い靴」に関わり、「赤い靴」の根城であるホテル「スーリエ・ルージュ」でバイトとして勤める少年、波田洋大は幼馴染みの津田律子と、律子の姉でライターの林檎の取材のダシに新規オープンした横浜のテーマパーク「ユニコーン・アイランド」を訪れていた。 だが、ふと二人とはなれたとき、洋大は建設途中の事故で破棄されたために存在しないはずのアトラクションへ踏み込んだ。それは「隠れ里」。人の積み重なる想いから生まれる妖怪と同様に信じられることで存在する超自然の「場」である。 そこで洋大は血まみれの美少年と出会う。洋大の相棒である万年筆の妖怪ジェラルドは「人の中から妖怪の匂いがする」と評するが・・・。 | |
データ | 著:小川 楽喜 発行:角川書店 平成14年5月1日 |
2002年 5月 8日 | |
魔石の伝説2 光の信徒 真実の剣・第2部 | |
続くリチャードの頭痛は、かれがもつ魔法の力によるものだった。 その頭痛から助かる方法を授けてくれるという三人のシスターが、リチャードとカーランが過ごす「泥の民」の村へやってくるが、そのために魔法の首輪をしなければならないという。 過去にとらわれたときの思いから、絶対にそれを受け入れる気はなかった。 一方、死の世界とのベールを修復する方法を祖先の霊に尋ねようと、リチャードは泥の民の長老たちに儀式を願い出ていた。 だが、その儀式は想像もつかない災厄を呼び込んでしまう。 | |
データ |
原題:STONE OF TEARS 著:テリー・グッドカインド 訳:佐田 千織 発行:早川書房 2002年4月30日(原書1995年) |
2002年 5月 5日 | |
鬼童来訪 蓬莱の章 | |
世を作り直すためにすべてを滅ぼさんと放たれたのが「鬼」。 その世を取りまとめる野望に燃えていた人こそ、誰であろう百帝その人であるはずだった。 その百帝も、「蕩かしの実」により次に宿る身体を得て転生を繰り返してきた身である。 その転生に必要な「蕩かしの実」は、今回ばかりは奇しくも真那の行った先にあった。そして実は守音の姿を真那の記憶から写し取り、真那は「蕩かしの実」に魅了されてしまう。 「蕩かしの実」が真那の元にあることに気づいたとき、百代に渡り帝として君臨してきた男は民さえを盾にして鬼のあふれる巷を、実を取り戻すため真那の元へ駆けつける。 そしていよいよ鬼によってこの世が果てようとしたとき、真那と泰冥とあけびの運命も定まろうとしていた。 | |
データ | 著:一条 理希 発行:徳間書店 2001年12月31日 |
2002年 5月 1日 | |
鬼童来訪 導の章 | |
鋼鬼の背骨を鍛えた剣を携え、最後にして最強の鬼童として世の支配者である百帝より新たな鬼童を作り出す実を探す命を受け、鬼童ゆえの4年という短命を鬼を滅することにかける真那。 そんな旅のさなか、真那、泰冥、あけびの一行は火薬を駆使して鬼と戦っている集落に行き着く。 鬼童以外の力を駆使する人々の力に、鬼童としての存在意義に疑問を持つ真那。 だがその火薬の力の本当の矛先は・・・。 | |
データ | 著:一条 理希 発行:徳間書店 2001年9月30日 |
2002年 4月 29日 | |
鬼童来訪 起の章 | |
人々が鬼に脅かされる世で、唯一鬼を屠る力を持つ「鬼童」。その最後の1人である真那はすべての鬼を滅ぼす心構えで、天命を喰われるための4年という短命を背負い戦っていく。 その戦いに同行する「死なせ屋」泰冥、そして退治した鬼が持っていた巨大な果実から生まれいでた童女あけび。 三人の運命は、鬼から救った村の人々の運命と共に変転していく。その先は・・・。 ティーンズ向けが多い一条理希の、デュアル文庫向けの少々対象年齢を上げたダークファンタジー。 | |
データ | 著:一条 理希 発行:徳間書店 2001年3月31日 |
2002年 4月 25日 | |
東京ナイトメア 薬師寺涼子の怪奇事件簿 | |
田中芳樹が息抜きに描くという、超絶美女警視にして吸血鬼もよけて通るといわれる超自己中ヒロイン「どらよけ涼子」が主役の刑事アクション第二弾。 一流ホテルで開催される政略結婚がみえみえの披露宴に連れてこられた我らが泉田警部補。もちろん招待状をうけた涼子に伴ってのことである。 だが涼子が呼ぶのか涼子が呼ばれるのか、やはり尋常ではないトラブルが発生して、自称小市民の泉田警部補は"超常"のつく怪奇事件へ巻き込まれてしまう。 だがそんなことを意に介す薬師寺涼子ではなかった。 新書の文庫落ち作品。垣野内成美のイラストもぴったりはまってます。 息抜きでこんなに楽しい物語が書けてしまうところが、さすがプロ。 | |
データ | 著:田中 芳樹 発行:講談社 2002年4月15日(新書版1998年10月) |
2002年 4月 18日 | |
わたしは虚無に月を聴く | |
父親からの引継ぎ同然だが、探偵業を営んでいる夏美。 仕事が1つ片付いた後、日干しになりつつあった彼女に仕事を持ち込んだのは知り合いの小説家幾乃だった。 その出所は女子高校生で、跡形もなにもない「いたはずの誰か」を発見するというつかみ所のない依頼であった。依頼人の真剣さを認めて依頼を受ける夏美。 だが、事件が展開していく中で夏見が悟らされた、彼女と彼女のいる世界の真実とは・・・。 「ぼくらは虚空に夢を視る」続編。 | |
データ | 著:上遠野 浩平 発行:徳間書店 2001年8月31日 |
2002年 4月 17日 | |
劫火 グイン・サーガ84 | |
グインに護衛されたリンダが帰還したが、それがナリスの軍勢が戦に勝てるようになるわけではない。 ナリスはリンダを介してグインの助力を受けるべく、帰還間もないリンダに使者として発たせる。 だが、ナリスの頭脳をもっても予想することができない大きな災厄が、ナリスが居城とするマルガに迫っていた。 その災厄となるものに出会ったのは、奇しくもナリスのもとから出奔したリギアだった。 苦悶の末にリギアはそれでも急を知らせるべくマルガへ向かおうとするが、すでに間に合わないと悟る。その場に現れたのは・・・。 大河シリーズ84巻。 | |
データ | 著:栗本 薫 発行:早川書店 2002年 4月15日 |
2002年 4月16日 | |
黒竜戦史2 闇の密議 | |
月刊されるハイ・ファンタジー「時の車輪」の通算33巻。 「竜王の再来」であるアル=ソアの側に立つ将軍同然の地位を「得てしまった」マット・コーソン。 マットは歴史の織人である自覚はあったが、アル=ソアほどの力を持っているとは自分で思っていなかった。 だがアル=ソアとともに歩むために彼は突然、ティアへ軍を率いて出発する。 状況に流されて「卿」に呼ばれるようになってしまったマットだったが、アル=ソアと決めたこの行動で、ようやく自分たちの意思で動けるようになったと感じていた。 | |
データ |
原題:LORD OF CHAOS 著:ロバート・ジョーダン 訳:斎藤 伯好 発行:早川書店 2002年4月15日(原書:1994年) |
2002年 4月10日 | |
DEKU(デク) 親愛なる来訪者 | |
ビニールやプラスティクなどの廃棄物を食べて生きるある種のロボットが、大崩壊以後の人類を支える力となっていた。 そのなかでも農業に特化した地域体で、男の子エソラは祖父と姉と梨型のボディーをもつロボット、スレィバの「デク」と生活していた。 だが周辺でスレィバが食べる「ゴミ」がなくなってしまった。飢えたスレィバは暴走して被害をもたらすため、祖父や村の者たちはデクを破棄する相談を始める。 もちろん受け入れられないエソラは、百歩譲ってもデクが必要とされるところを見つけようと、都市へと家出してしまう。 そのエソラの思いやりと友情がなにを引き起こすかを、エソラも想像できるわけは無かった。 | |
データ | 著:佐藤 茂 発行:角川書店 平成13年8月1日 |
2002年 4月 8日 | |
ぼくらは虚空に夜を見る | |
あたりまえの高校生活をおくっていたはずの工藤兵吾だったが、ラブレターの内容を誤解したために同級生の女の子に目の前で泣かれた瞬間から、すべてのことがらの噛合いがズレはじめた。 自分の本当の戦い、そして敵。 高校生という自覚しかなかった兵吾は、自分の存在の二面性と自分の状況のふたつの立場で揺れ動く。 食わず嫌いしていた1作。実は面白かったです。 「こういう作品がすき」というときの「たとえば」の一冊としても良いくらい。 とはいえ、これって「メガゾーン23」がアイディア・ソースかしらん?(爆)。 | |
データ | 著:上遠野 浩平 発行:徳間書店 2000年8月31日 |
2002年 4月 5日 | |
黒龍とお茶を | |
「すてきな」という形容詞が似合うファンタジー・ストーリー。 娘のリズの便りのためにサンフランシスコへやってきたマーサは当の娘が見つからない中、滞在しているホテルでロングと名乗る初老の男と出会う。 知的な会話を操る紳士な男だったが、自分は何百年も生きているというホラも吹くところがあった。 その「師を探している」と言うロングがマーサの一言に真実を感じたとき、だがマーサも行方がわからなくなってしまう。 ロングは母娘両方を探す羽目に陥るが・・・ | |
データ |
原題:TEA WITH THE BLACK DRAGON 著:P・A・マカヴォイ 訳:黒丸 尚 発行:早川書店 1988年7月31日(原書:1983年) |
2002年 4月 3日 | |
無法伝・直撃の牙 | |
物事を百万回繰り返すことができれば、そこには世界の原初の力が発露する。 そんな御伽噺を母から幼心に聞かされた少年は、その母の死によって彼が魔族との混血であることによる迫害から多少でも守ってくれる存在を失い、村を出た。 盗賊に利用されて彼---「牙」が村にこっそり舞い戻ったとき、あらゆることが動き始めた。 盗賊も村も正体不明の騎士団に蹂躙された。奇跡的にも生き残った牙はかつて手を差し伸べてくれた少女を助けたいという気持ちと、騎士団を指揮していた同じ村出身の青年に理由を問いただすため旅立つ。 数々の危機の中、ついに自己鍛錬していた剣の突きが百万回目に達っする。 それは敵の騎士団の本拠地、巨大な魔法によって大地より最初からその形で生み出された竜の形をした城の中でだった。 | |
データ | 著:友野 詳 発行:朝日ソノラマ 2002年3月31日 |
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