BB(ボトムブラケット)交換 【じてめん】 MIYATA Comfort
にシマノのカートリッジBB(BB-UN26)を取り付け |
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前に修理したとき、交換部品が手元になかったBB(ボトムブラケット)部分は未解決でした。 (2014年10月28日)
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001 |
クランクを外したときにチェーンが地面に着いてしまうかもしれないので、新聞紙を敷いておきます。
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ボックス型のレンチで、クランクの固定ボルトを外します。 (本当は先にチェーンカバーを外さなければなりません。この後、「あ、そうだった!」となってチェーンカバーを外しています。)
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次に専用工具でクランクを抜きます。 (専用工具をクランクにねじ込むときに、ネジ山に無理が無いよう、慎重に十分奥まで入れます。)
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左右のクランクが外れました。
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左のBBワンを外しにかかります。 まず、ロックリングを外します。(左ワンは正ネジなので、反時計回りで緩みます。)
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この自転車の場合は、左側BBワン回しはこんな形の専用工具です。 |
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クランクシャフトと固定ボルトを利用して左側BBワン回しを仮止めしています。 左側BBワン回しを大型のレンチで回します。(左ワンは正ネジなので、反時計回りで緩みます。) |
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クランクシャフトが抜けました。 |
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続いて、右ワンです。 ロックリングを外します。(右ワンは逆ネジなので、時計回りで緩みます。) |
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この自転車の場合は、右側BBワン回しはこんな形の専用工具です。
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ワンの精度が甘くて専用工具の嵌まりが悪かったので、プラスチックハンマーで軽くコンコンたたいて、専用工具を嵌めあわせました。 |
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大型のレンチで回します。 外れました。 わりと素直に外れてくれて良かった〜
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左右ワンが外れた状態のBBシェルです。
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これがシマノのカートリッジBB(BB-UN26)です。 BB-UN26にも色々種類・寸法があるわけですが、元のクランクシャフトの実測から、軸長127.5mm、チェーンカバー・ステイ対応のKモデルにしました。 (BBシェル幅は68mmJIS規格です。) |
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カートリッジBBを取り付けるための専用工具です。(シマノ TL-UN74-S)
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カートリッジBBのネジ部に錆びつき防止にグリスを塗り、右側からそろそろとねじ込んでみます。(チェーンカバー・ステイもあらかじめ通しておきます。) BBネジは浅くて細かいので、はじめのねじ込みは素手で調子をみながら。いきなり大型レンチで回したりしません。 しかし…けっこう浅いところで抵抗が強くなる。これはBBタップで修正しないとダメか… |
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ここまでに使った工具です。 ちょっと、一息入れてから、BBタップを使います。
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BBタップはこのような左右別々のタイプ この自転車のような精度の悪い物に使って左右の軸を一致させるのは至難の業になりますので…
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やはりこういう左右を軸でつないだ形のBBタップである必要があります。(ホーザンC-405)
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左右から挿し込んで、ネジに注意深くさぐりを入れます。 右側は逆ネジ、左側は正ネジです。左右交互に少しずつねじ込んでいきます。
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けっこう削りカスが。(シェルもワンも精度を甘くしてコストを下げているのかな?) |
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ネジ修正を終えて、あらためてカートリッジBBを入れてみると、こんどは良い手応えでねじ込めました。 最後のところでトルクをかけて、チェーンカバー・ステイを挟み込んで締め付けます。 カートリッジBB右側に対しては、TL-UN74-Sの嵌め合いが浅く甘く、最後の締め付けのところでナメてしまいそうで心配です。 |
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シェル内を通ってきたカートリッジBBを左側から見ています。 カートリッジBBの周りに均等にスペースが無いと、左アダプターが入りません。 |
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左側アダプター(樹脂製)をTL-UN74-Sでねじ込みます。 あまりトルクをかけすぎると樹脂製アダプターが壊れてしまうので、最後のところは樹脂のねばりで締めつく感じにじわっと。 |
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左アダプターが入りました。 |
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クランクとチェーンカバーを取り付けます。 |
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ようやくできました。 日没になってしまいました。 (おわり) |
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