チェーンの摩耗をチェックする 【じてめん】

 パークツール Park Tool のチェーン・チェッカー
 

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BSカルミグラなんですが、3rdギアの時のみチェーン鳴りがします。

チェーンとスプロケット・ギアとの間に何が起きているのか、順にチェックしてみます。

 (2014年7月2日)

 

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3rdギアの時のみチェーン鳴りがするのですが…

ペダルを正・逆に回して観察してみます。後輪を押さえながらペダルを回してチェーンとギアにテンションが掛かるようにしてみます。

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3rdギアに関しては、こんなことが起きているようです。

もちろん、チェーンが摩耗して“伸びて”いるからなんでしょうが。

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パークツールのチェーン・チェッカー(CC-3)です。

フック形の方をチェーンローラーにあてて、もう一方の角形の方がローラー間にストンと落ち込むかどうかで判定。
この場合は落ち切らないので、チェーン伸びは0.75%未満ということに。

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もうひとつのチェーン・チェッカー(CC-2)です。

こちらはチェーン伸びが0%から1.0%まで測定できることになっています。

 

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裏側にピンがあり、黒い扇形の方のピンは偏心していますので、扇形部分を回転させるとピン間隔が変化する仕組みです。

購入時は扇形部分の動きが固かったので、軸のナットを少し緩めました。

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説明書によると、固定ピンはチェーンのアウタープレートの部分に挿し込み、扇形部の可動ピンはインナープレートの部分に挿し込むとあります。

あらかじめチェッカーをリセットしておきます(表示窓に0が見えるようにする)。

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ピンをチェーンに挿し込み、扇形部を0の位置から動かしていきます。両ピンの張りがチェーンで“コツ”と止まるまで。

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表示窓から値を読み取りますと、0.5と0.75の間くらいです。

この表示窓は見にくいですね。本体のヘリのところで目盛りを読むようにすれば良いのに。

0.75%がチェーン交換のめやすだそうです。するとこのチェーンは「そろそろだけど、まだ?」 ということですか…
しかし3rdギアの方も摩耗しているのでしょう。(→スプロケット・チェッカーへ)

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