BBセットの交換 【じてめん】

シールドベアリングのBBセット BSカルミグラ
 

戻る←  ↑INDEX

うちのカルミグラは 購入から18年、改造でBBシャフトの換装もあり、折々グリスアップもしてきたのですが、ここ数年メンテナンスをさぼっていました。
とうとうペダルをこぐたび異音がするようになりましたが、すぐには取り掛かれずにそのまま乗り続ける日々が過ぎました。

もう放置できないと2008年10月21日、BBワンを開けてみてみると…
 

001

 取り外したBBセットです。
 右ワン側の損耗がひどく、シャフトにも玉にも傷がありました。

002

 なにより、右ワンの玉当たり部がザラザラになっていました。
 これはもうダメです。メンテナンスさぼりが高くついてしまいました。

003

 このさいシールドベアリングのBBセットを使おうと思います。
 測定してみるとBB幅は70mm。市販されているBBセットはシェル幅68mm、70mm、73mmとありますが、70mmはイタリア規格なので、うちの場合はJIS規格の68mmを使うことにします。

 BBシェル内側のねじを掃除しておきます。
 

004

 右側も掃除しておきます。JIS規格では右側ねじは逆ねじになっています。

 
005

 購入できたBBセットはシマノBB−UN54(シェル幅68mm×シャフト長115mm、JIS規格)。
 うちのクランクは古いですからシャフトは4角嵌合です。

006

 BBセットの取り付けには専用工具を使います。
 右側がエイカーATL-2620ボトムブラケット回しです。

007

 右側からBBセットをねじ込んでいきます。逆ねじ(反時計回り)です。入れる前に、ねじにオイルを薄くぬっておきました。
 ねじ山が浅く繊細ですので、ゆっくり慎重に。ねじ山が合えば無理なく入っていくはずです。

 右側をすっかり締め込む前に、左側のプラねじも迎えるように入れてやりました。

008

 いけそうです。右側を締め込みました。

009

 左側も締め込みました。ただしプラ製なのでほどほどにしました。でも、緩んだりしないのかな?

 シールドベアリングのBBセットはサイズの合ったものを購入しさえすれば、取り付けは簡単ですね。
 昔の、ワンとシャフトで玉当たりを調節するのは、なかなか難しかったですが。

010

 シャフトにクランクを嵌め、フィキシングナットを締め込んで終了です。

 

 これでペダルの回転も良好です。うちのカルミグラの寿命がまた延びました。

 

 シールドベアリングBBセットって、これで2000円弱はお得かも。

 

↑INDEX  ↑上へ